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16章:疑惑の渦中で

※イベントログです。ネタバレ注意!
 あらすじはwikiより。感謝!




16章:疑惑の渦中で

数日後、コリタンから呼びだされたカートライト。

コリタンは、ようやく、インドへの渡航を許可する。

紅海の入港許可を入手する。
インド洋の入港許可を入手する。

広大なインド洋を超えて、カートライトは、ようやくカリカットに到着。
だが、待ち受けていたのは、ポルトガル商人たちの敵意にみちた視線だった。
通商院の役人と、サルミエント商会のせいで、コショウが、以前のように、自由に買えなくなったことを嘆く商人たち。
しかし、彼らのせいで左遷されたガマ提督が、近いうちにカリカットに帰還し、通商院を追い払ってくれるはずだと、互いに励ましあっていた。

通商院の役人は、事実関係を確かめるために、ポルトガルの駐在商館へとむかう。

話によれば、交易の全権委譲とカリカットからの退去という王命が下り、ガマは命に服したものの当然、不満を抱く者は多いという。
通商院の役人は、ゴアに駐在するガマの動静を探ってくるよう、カートライトに命じる。

ゴアで、ガマと対面したカートライト。
ガマは、自分が反乱など企むはずがないと明言。
貿易は、適任者が適切に流通を取り仕切るべきと非難するどころか、逆に弁護に回るほど。

その事実を伝え聞いた通商院役人は、安心して警戒をとく。

そして、通商院役人はカートライトに専売品であるコショウ50袋を渡し、マディラへ届けるよう命じるのだった。



行商>おい アンタ イスパニアって国から来た カートライトって船乗りだよな
行商>コリタン様が アンタのことを呼んでたぜ
領主コリタン>風は変わった 旅人よ インドへ渡るがよい
コリタン>何のご用かな?
コリタン>何のご用かな?
出航所案内人>出航ですか?
通商院役人>ようやく カリカットに到着したな 長い船旅 ご苦労であった カートライトよ
通商院役人>む…?
通商院役人>…何だ あの連中は 私をジロジロ見おって
交易商人>…おい また 通商院とやらの役人が来たぜ
船乗り>連中が 権益を横取りして以来 コショウは 全部連中の独占だ
船乗り>ガマ提督のいた頃は 買い放題だったってのに…
交易商人>…でも ガマ殿が 軍備を 整えるまでの辛抱さ
交易商人>ガマ殿さえ このカリカットに 戻ってくりゃ 以前と同じように…
船乗り>(…シーッ! 声が高い 役人の耳に入るぞ)
通商院役人>さきほどの噂… 聞き逃すわけにはいかんな
通商院役人>…余計なことに口を挟むでない これは 我がポルトガルの問題だ
通商院役人>とにかく 貴様は コショウを 運びさえすればよい
通商院役人>私はこの街のポルトガル商館に向かう そなたも後からついて参れ
通商院役人>…おい 船乗りたちの噂 あれは 一体 どういうことだ
通商院役人>ガマは おとなしくゴアに 去ったのではなかったのか?
ポルトガル兵士>はい… ガマ殿は 確かに 更迭の命令書を受け取るなり すべての権限を放棄いたしました
ポルトガル兵士>しかし 士官の間に根強い不満が 渦巻いていたとのことです…
通商院役人>…何だと? では 本当にガマ艦隊は この街に 攻め込んでくると…!?
ポルトガル兵士>…確かではありませんが そのような噂も まことしやかに…
ポルトガル兵士>まずは 早急にゴアへ偵察を送り 情勢を探るべきかと
通商院役人>…しかし 我々ではガマに顔が割れておる 探りを入れては かえって 連中を刺激しかねん…
通商院役人>ふむ… ここに ちょうどよい者がおった
通商院役人>カートライトよ そなたは これより ゴアへ向かえ
通商院役人>そして ガマに反逆の意思がないか 探って参るのだ
通商院役人>余計なことに口を挟むなといっておろう そなたは とにかくガマが反逆を 企んでおるかを確かめて参るのだ
通商院役人>それまで コショウは渡せぬ!
通商院役人>とにかく そなたはゴアに向かい 動静を探って参るがいい! それまでは コショウは渡せぬ!
出航所役人>この近辺の海域は安全海域になっています
士官>ちくしょう! 何で俺たちが こんな目に遭わなけりゃならん
商務員>せっかく 交易路を拓いたと思えば サルミエントの汚いヤリクチのせいで すべて台無しだ
士官>提督は 連中の横暴を なぜ 見過ごしておるのだ!
士官>…ほう 同胞の客人とは珍しい 俺たちに 何か用かね?
士官>サルミエントめ 国王陛下に ガマ提督の悪い噂を 吹き込んだらしい
士官>おかげで提督は解任されて 部下の俺たちまでが ゴアに左遷だ こんな話ってあるかよ!
商務員>通商院の役人どもは サルミエントの 息のかかった ヤツばかり
商務員>コショウがもたらす 莫大な利益は すべて ヤツの思いのままってわけさ
士官>結局 サルミエントのヤツ 最初から すべてをかっさらうつもりで 待ち構えてたのさ
声>繰り言はやめろと いったはずではないか
商務員>あっ… おかえりなさいませ ガマ提督!
ガマ>私に何か用件かね?
ガマ>あれだけの大商会を率いる サルミエント氏だ
ガマ>きっと 私よりも適切にコショウの 流通を仕切ってくれるものと 信じている
ガマ>…実をいえば 今回の一件に氏が 関与していると知って 私は むしろ 安心しているくらいなのだ
ガマ>他に何か用件はあるかね?
ガマ>君も 私に反逆を勧めに来たのか…
ガマ>出どころは知らぬが その噂には 正直 困惑している
ガマ>たとえ 誰の意思が介在しようと 国王陛下の命令である以上 この地で 任に当たるのが 私の務め
ガマ>通商院と戦うなど あり得ぬ話だ
ガマ>他に何か用件はあるかね?
ガマ>そうか わざわざ尋ねてくれたのに 何ももてなしできず 申し訳ない
ガマ>わざわざ 尋ねてきてくれたのに 何ももてなしできず 申し訳ない
出航所案内人>この近辺の海域は安全海域になっています
通商院役人>ほう なかなかに 早かったではないか
通商院役人>カートライト ガマに 不穏な動きはあったか?
通商院役人>…我らとサルミエント氏の 関係だと?!
通商院役人>他国の航海者が 余計なことに 口を挟むでない!
通商院役人>ガマめ そんなしおらしいことを…
通商院役人>まあ よかろう 反乱が 噂に過ぎぬのならば 恐れる必要もあるまい
通商院役人>よくやった カートライトよ
通商院役人>では 約束通り そなたにコショウを渡そう
通商院役人>この50袋を イベリア南西 マディラ島にある我が国の王立商館まで 運んでもらいたい
通商院役人>50袋分のコショウ 確かにそなたの船に 積んでおいたぞ

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14章:インドへの誘い 15章:航路の代価

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14章:インドへの誘い

リスボンの大商人ディエゴの商館へと呼び出されたカートライト。
ディエゴは、アルバ公がカートライトを勝手に傭兵艦隊に送りこんでしまったことを謝罪した。
そして、その埋め合わせとして、インドからのコショウの運搬をカートライトに任せたいと申し出る。
依頼を引き受けたカートライトに、さっそくポルトガル王宮より呼び出しがかかる。
カリカットに開かれる機関・通商院に赴任する役人を船に同乗させてくれ、との依頼である。
カートライトは、役人を船に乗せ、インドへの旅路につくのだった。


商人>アンタ カートライトだろ? リスボンのサルミエント商会って 知ってるか?
商人>何だか そこの代表がアンタを 探してるらしいぜ
執事>いらっしゃいませ どのようなご用件でしょうか?
執事>イスパニアのカートライト様 と…
執事>…申し訳ございません 面会のご予約を承った記録が ございませんゆえ…
声>その方は 確かに私がお招きした客人だ お通ししろ
執事>は 旦那様! 失礼致しました カートライト様 では 執務室へどうぞ
ディエゴ>しばらくだったな カートライト
ディエゴ>その後 おまえに仕事を紹介するはずが 手違いがあり 傭兵として戦線に 送り込んでしまったと アルバ公より聞いた
ディエゴ>その埋め合わせといっては何だが 今回は おまえに ある仕事を依頼したい どうだ 興味はあるかね?
ディエゴ>あの男が 色々と問題を起こし 苦境にあるのは 聞きおよんでおる
ディエゴ>私も旧友として 心を痛めておるゆえ これ以上 立場が悪くならぬよう 公爵に働きかけてみるつもりだ
ディエゴ>…では 今日の本題に戻るとしよう
ディエゴ>実は 我が国とインドの通商が いよいよ本格的に開始される運びとなってな
ディエゴ>是非 おまえに インドから我が国への コショウの運搬を手伝ってもらいたいのだ
ディエゴ>そう… 問題は そこなのだよ
ディエゴ>我が国でも インドに派遣して 確実に帰る見込みのある航海者といえば 数が限られておる
ディエゴ>実力があり なおかつ信頼のおける航海者で あれば 異国の者の手も借りたいのだよ どうだ 引き受けてはくれぬか?
ディエゴ>さすがは あのバルタザールから 目を掛けられただけのことはある
ディエゴ>正式な命は 近いうちに ポルトガルの国王陛下を通じて下るはずだ よろしく頼んだぞ

出航所役人>カートライト殿ですね 国王陛下が あなたをお探しです 王宮まで おいでください
衛兵>カートライトか 陛下が中でお待ちだ 入るがよい
ブラガンサ公爵>カートライトか 謁見の間で 陛下がお待ちだ
ポルトガル国王>よくぞ参った カートライトよ
ポルトガル国王>こたびは 我が国のインド通商院顧問官に 就任したサルミエントよりの要請で 特別に そなたをインドへ派遣することとなった
ポルトガル国王>格別なる働きを 期待しておるぞ 任務の詳細は ブラガンサ公爵より 聞くがよい
ブラガンサ公爵>そなたの任務は カリカットにある 我が国の商館に赴き コショウを運搬することだ
ブラガンサ公爵>なお 我が国の役人を一名 現地に派遣せねばならぬゆえ そなたの艦に便乗させてもらう
ブラガンサ公爵>その者は すでに出航所にて 待機しておるゆえ 合流の後 旅立つがよい

通商院役人>そなたが カートライトか
通商院役人>…それにしても イスパニアの民間船で カリカットまでの長旅とは 陛下も酷な命を下されるものよ
通商院役人>とにかく カリカットまでの道中 よろしく頼んだぞ



15章:航路の代価

ようやく、喜望峰を越え、アフリカ東岸に到達したカートライト。
だが、地元の商人によれば、インドへの渡航には領主コリタンの認可が必要なのだという。

コリタンに会うため、モザンビークのコリタン邸へ

コリタンは、航路使用の代価として、砂金5袋を差しだすよう要求。断った場合には、軍船を差しむけると脅迫する。
ポルトガルのガマが支払ったのだから、他国の航海者も支払というのが、その言い分であった。

カートライトは仕方なく、砂金を供物として差し出すが、コリタンは渡航を認めようとしない。
季節風が吹かなければ、渡航はできないというのだ。
カートライトは、しばらくの間、東アフリカの地に逗留するよう命じられる。


通商院役人>ようやく アフリカ東岸に到達したか いい加減 長い船旅に退屈しておる 早いところ インドまで送り届けてくれ
商人>アンタら インドに行くのかね?
通商院役人>そうだが 何か?
商人>だったら まず モザンビークの領主 コリタン様の許可をもらいに行きな
商人>コリタン様は ここいら一帯の船乗りを 取りしきっている大物でな
商人>あの方に無断で インドに渡るのは 厳しく禁じられてるんだ
通商院役人>なんだと? 面倒なことを…
通商院役人>カートライトよ はよう その許可とやらを 受けに参ろうではないか
領主コリタン>そなたが イスパニアなる国より まいった旅人か
領主コリタン>商人どもより 噂は聞き及んでおるぞ して 今日は何の用だ?
領主コリタン>よかろう では 我らのインド航路を利用する 代価として 砂金5袋を持参するがよい
通商院役人>何だと! 貴様 我々に貢物をせよというのか?!
領主コリタン>いかにも
領主コリタン>ポルトガルのガマなる男は 我々に敵意を持たぬ証として 文句もいわず 供物を差し出した
領主コリタン>貴公らも 敵意なくば 同様によこすのが 筋というものであろう
領主コリタン>それができぬのであれば 貴公らに共存の意思無しと見なし 出航次第 軍船を差し向けることになるが?
通商院役人>これでは らちがあかん!
通商院役人>カートライトよ 私はこの場所で待たせてもらう 早いところ 貢物の砂金5袋を買って参れ
領主コリタン>よし 買ってまいったな では 約束通り 5袋を頂戴しよう
砂金を渡した!
領主コリタン>うむ 確かに受け取った では しばしの後 改めてインド洋の 渡航を認めるものとする
領主コリタン>今日のところは下がるがよい
領主コリタン>今はまだ渡航の風が吹いてはおらぬ 風が変わり次第 人をやり そなたらに報せよう
領主コリタン>風は万物の理に則って 変わりゆくもの 焦ってみたとて どうなるものでもない
領主コリタン>今はこの地に根を下ろし 静かに時の過ぎ行くを待つがよい


| イベント | 15:11 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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13章:昨日と、今日と、明日と

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13章:昨日と、今日と、明日と

カートライトは、ジブラルタル海峡でパルマの傭兵艦隊が暴れているとの話を聞きつける。
古参の傭兵によれば、エドゥアルドが若い傭兵たちを引き連れ、傭兵艦隊を脱退。艦隊の戦力が激減したのだという。
アゴスティノは、バルタザールの留守を狙ったアルバ公の陰湿な報復に苛立っていた。
だが、傭兵たちの怒りの矛先は、アルバ公ではなく、エドゥアルドにむかっており、裏切り者を殺してやる、と血気にはやっているという。
まずは、傭兵たちの暴走を止めるのが先決だというアゴスティノは、一緒に傭兵たちの行方を探してくれと、カートライトに依頼する。
しかし、エドゥアルドは古参傭兵たちに捕縛されていた。傭兵たちはパルマに戻り次第、彼をなぶり殺すと息巻いている。
そこへ、バルタザールからマルセイユに来るようにとの命令が届く。傭兵たちは、エドゥアルドの処分をバルタザールに一任する。
バルタザールの前に引き出されたエドゥアルドはアルバ公の権威を盾に開き直る。
アルバ公と対立しながらも、結局、その力を借りて戦っているバルタザールを嘲笑し、そんなことで手下の将来を保障できるのかと、罵倒する。
バルタザールは、その言葉を聞き、無言で剣を抜き、一閃!
だが、剣はエドゥアルドの体をかすめるのみだった。
バルタザールは、次に会う時は叩き斬る、と脅したのみでエドゥアルドを釈放してしまう。

たちまち、傭兵たちから不満の声があがる。だがバルタザールは、耳を貸さずに近海の監視に出ていく。
その態度に古参の傭兵までもが、愛想を尽かして艦隊を離れていく。

バルタザールの真意を図りかねたアゴスティノは疑問を口にしかけるが、思いなおし、近海の監視に出て行く。

一部始終を見ていたイレーヌは語る。
バルタザールはエドゥアルドに、過去の自分自身を重ね見ていたのかもしれない、と。
十七年前、バルタザールは、彼の大切な『明日』を奪ったハイレディンを倒すため、何もかもを捨ててディエゴのもとを飛び出したのだという。
「だから、あの人は『昨日』に生き続けようとしている。目前の『今日』なんかより、もっと大切な、あの人の絆、憧れに――。でも、そういう人だから、他人の『明日』は大切にするのかもしれないわね…」
イレーヌは、そういって話を結ぶと、静かに杯を傾けるのだった。



商人>…いやぁ 怖かった 本気で殺されるかと思ったぜ
商人>傭兵艦隊の連中が 酷い荒れようでな あれじゃ 海賊狩りだか 海賊だか わかったもんじゃねぇ
商人>アンタも しばらくの間 ジブラルタル海峡には近寄らない方がいいぜ
出航所役人>出航ですか?
傭兵>アンタ 前にウチの艦隊で仕事した カートライトだよな エドゥアルドを見なかったか?
傭兵>あのクソガキ 艦隊の若ぇモンを ごっそり引き連れて 足抜けしやがった
傭兵>お陰で 俺の船は戦力半減だ 見つけたら 五体バラして フカの餌食にしてやる!
傭兵>ちくしょう! エドゥアルドのヤツ 見つけたら 五体バラして フカの餌食にしてやる!
アゴスティノ>こ… こりゃあカートライトさん! ちょうどいいとこに 来てくれやした
アゴスティノ>チキショウ! エドのヤツ まんまとアルバ公に たぶらかされやがって…
アゴスティノ>アルバ公のヤツ 私設艦隊入りを餌に エドを引き抜きやがったんでさ
アゴスティノ>ヤツの手下の若ェモンまで ごっそり抜けて 艦隊の戦力は ボロボロでさ
アゴスティノ>おまけに 怒り狂った 古参の連中が エドを捕まえて ブチ殺そうと 勝手に出撃しちまって…
アゴスティノ>…ああ 旦那が不在だってのに 連中が はやまったことでも しでかしちまったら…
アゴスティノ>それが 長期の哨戒にでちまってて 居所がつかめねぇんでさ
アゴスティノ>…だが まずは 古参連中の行方を 探すほうが先決だ
アゴスティノ>こうしてる間に もし連中が はやまったことでも しでかしやがったら…
アゴスティノ>考えてもみてくだせい!
アゴスティノ>エドは今や アルバ公の手下 もし ホントにブチ殺しでもすりゃあ 旦那が詰め腹切らされちまう!
アゴスティノ>たしかに 私も エドにゃ 我慢ならねぇが ここはひとまず 落ち着くよう 説得せにゃなりやせん
アゴスティノ>頼む! カートライトさん 手伝ってくだせい!
アゴスティノ>かたじけねぇ よろしく頼みやす
アゴスティノ>カートライトさん 南の方角を見てくだせい!
アゴスティノ>古参連中の乗った船だ! まさか 連中 もうエドのヤツを…?!
傭兵>ヘッ エドの間抜け野郎め 単艦で海峡を渡ろうとするところを襲って 捕らえてやった
アゴスティノ>おい! まさか もう殺っちまったのか?!
傭兵>まだだ 野郎め この期におよんで 「隊長と会わせろ」などと ぬかしやがる
傭兵>度胸に免じて 陸でなぶり殺すことに 決めたのさ
アゴスティノ>そ… そうか わかった とりあえず パルマまで連れてきてくんな
伝令>アゴスティノ 隊長と連絡がついたぜ! 全艦隊でマルセイユまで 来るようにって話だ
アゴスティノ>そうか… よく見つけてくれた ご苦労だったな
アゴスティノ>なあ みんな せっかく 行方がつかめたんだ
アゴスティノ>ともかく ここは ひとつ落ち着いて 旦那にご裁可を仰ごうじゃねぇか な 頼む この通りだ
傭兵>…仕方ねぇ 他ならぬアゴスティノの頼みだ しばらく野郎の命は預けておく
アゴスティノ>ありがてぇ 恩に着るぜ カートライトさん マルセイユまで 一緒に来てくだせい
アゴスティノ>旦那… こんなことになっちまって 申し訳ねぇ…
傭兵>裏切り者には死を! それがこの傭兵艦隊の掟ってヤツさ
バルタザール>…エドゥアルドを捕らえただと?
バルタザール>そうか… よかろう 連れてこい
バルタザール>掟はわかっておるだろうな
エドゥアルド>ああ 知ってるさ 『裏切り者には 死を』 だろ?
エドゥアルド>…だが 残念ながら いまや 俺はアンタの雇い主 アルバ公 子飼いの士官だ
エドゥアルド>さあ… 殺れるもンなら 殺ってみな!
バルタザール>……
エドゥアルド>ヘッ… さすがの黒鯱も 罪をひっ被るのは 恐ろしいらしいな
エドゥアルド>つまりは 貴族ども相手に どンだけ テメェの意地張ってようが しょせん アンタは番犬止まりってこった!
アゴスティノ>…なんだとッ!? オメェ いっていいことと 悪いことの区別も…!
エドゥアルド>…ヘッ だってそうだろ
エドゥアルド>アルバ公に 不満を持ってようが 結局は その力を借りて ハイレディンを 倒そうと もがき続けてる
エドゥアルド>しかも ヘタクソな世渡りで わざわざ立場を 失いながらだ…
エドゥアルド>…なあ そんなことで 手下の将来 保障できンのかよ? できやしねェだろうがッ!
バルタザール>……
エドゥアルド>ヘッ… 俺には譲れねぇ夢があったンだ
エドゥアルド>貧乏イダルゴを抜け出して ホンモノのカバジェーロ(騎士)に のし上がってやるって夢がな
エドゥアルド>アルバ公は 少なくとも権力を持っている ヤツの艦隊に入ることでその座に近づける… そう思ったまでさ
バルタザール>……
アゴスティノ>ふざけんなッ!
アゴスティノ>オメェの勝手で 恩義のある 旦那やコロンさんを踏み台にしやがって!
アゴスティノ>…この野郎 もう我慢ならねぇ!
バルタザール>…エドゥアルドよ いいたいことはそれだけか
エドゥアルド>なッ…!?
エドゥアルド>…おッ 俺を殺れば…!
エドゥアルド>……
バルタザール>出世が 貴様の信念であるならば 最後まで貫き通してみるがいい
バルタザール>その傷に誓ってな…
エドゥアルド>…逃がすのか? 俺を…
バルタザール>フン 逃げたくば 逃げるがいい
バルタザール>…だが これだけは 覚えておけ 今後 貴様が俺の前に立ちはだかることが あれば 問答無用で叩き殺す!
バルタザール>たとえ 貴様に どんな夢や信念が あろうとだ! わかったか!!
エドゥアルド>……
エドゥアルド>…ヘッ 後悔するンじゃあねぇぜッ!
アゴスティノ>旦那…
イレーヌ>……
バルタザール>カートライトよ くだらん争いを見せてしまったな
傭兵>おい 隊長! 何でエドゥアルドをブチ殺さねぇ!
傭兵>…まさか アルバ公に本気で 怖気づいたとでも…?!
バルタザール>フン そう思いたくば 思うがよい
傭兵>…! 何だと…!?
傭兵>…チクショウ 俺は どんな権威にも屈せぬ 「海賊狩りの黒鯱」の名に憧れていた
傭兵>だから これまでのキツイ状況にも じっと 耐え忍んできたんだ…
傭兵>だが… 俺は どうやら とんでもない 思い違いをしていたらしい!
アゴスティノ>お… おい待て! オメェ どこ行くんだ!
傭兵>他の傭い口を探すまでだ!
傭兵>裏切り者の始末もできねぇ アマチャンの下じゃ 修羅場で 命を拾うのも おぼつかねぇからな
傭兵>長い間 世話になったな アゴスティノ あばよ!
バルタザール>……
アゴスティノ>旦那… どうして…
バルタザール>カートライトよ 足労をかけたな 俺もそろそろ哨戒に戻らせてもらう
バルタザール>イレーヌ 勘定はここに置いていく
イレーヌ>バルタザール…
アゴスティノ>なあ カートライトさん 旦那 一体 どうしちまったんですかね
アゴスティノ>たしかに はやまっちゃならねぇのは わかりやす
アゴスティノ>でも 旦那は 何事に対しても 落とし前をキッチリつけたがるお人
アゴスティノ>それが 裏切り者のエドに あれだけ好き勝手いわせといて 放免なんて…
アゴスティノ>あれじゃ 私ですら 何考えてるか わかんねぇや…
イレーヌ>…… …そうね
イレーヌ>でも 少なくとも つらい思いはしているはずよ
イレーヌ>あれだけ高く買っていたエドゥアルドが 去ってしまったのだから
アゴスティノ>…だったら どうしてさっさと処刑するなり 引き止めるなりしねぇッ!
アゴスティノ>…キチンと示しつけねぇから 長年の仲間まで 艦隊を 脱けちまったじゃねぇか…!
イレーヌ>……
アゴスティノ>…いや 済まねぇ 姐さん… 私も… 哨戒に行ってきやす
イレーヌ>カートライトさん さっきのアゴスティノの質問 私はこう思うの
イレーヌ>バルタザールは エドゥアルドに 昔のあの人自身を 重ね見てしまったのかも しれないって…
イレーヌ>無二の親友を切り捨てた あの人自身よ あの人は 今もそれを 割り切れていないのね…
イレーヌ>バルタザールは すべてを捨てて ディエゴの下を飛び出してしまったの
イレーヌ>地位も 名誉も 終生誓った友情も 何もかも――
イレーヌ>『大切なもの』を奪い去った ハイレディンを倒す そのためだけにね
イレーヌ>…そうね 『明日』 かしら
イレーヌ>だから あの人は『昨日』に 生き続けようとしている
イレーヌ>目前の『今日』なんかより もっと大切な あの人の絆 憧れに――
イレーヌ>でも そういう人だから 他人の『明日』は 大切にするのかもしれないわね…
イレーヌ>…… …さ 退屈な昔話はこれでお終い 飲み直しましょ


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12章:時代への反逆

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12章:時代への反逆

カートライトは、インディアスにからむ騒動が、セビリアで起こったと聞きつける。

セビリアでは、インディアスとインドとは、まったく別の土地であるとの噂が広まっていた。
疑惑の渦中に立たされたコロンは、セビリアの一等地に構えた邸宅をも売りに出し、汚名返上を賭けた最期の航海に出ようとしていた。人々は、それを老醜とあざ笑うのだった。

カートライトは、コロンからバルタザールがセビリアの酒場に来ていることを聞く。

酒場では、アゴスティノがコロンへの中傷に腹を立てていた。
カートライトの話で、噂をふりまいたのがエドゥアルドであることを知った、アゴスティノは激昂する。
だが、バルタザールはこう言ってアゴスティノを諭す。
コロンが英雄だった時代が過ぎ去ったことは、コロン自身が一番よく知っているはず。しかしそれでも信念に殉じようとするコロンを、止める理由はないのだ、と。
コロン出航の報せを聞いたバルタザールは、友の最後の船出を見届けようと、ゆっくりと港へむかう。


船に乗り込もうとするコロンの元に、兵士が駆け寄ってくる。国王に無断で出航するコロンを連れ戻そうというのだ。
だが、バルタザールはこれを一喝、追い返す。
コロンは、旧友の友誼に感謝しつつも、偏屈をつらぬくあまり、アルバ公の報復を受けぬように、と忠告する。
これに対し、バルタザールは、偏屈はお互い様と笑うだけだった。
やがてコロンは、遥か西の海へと、船を漕ぎ出していった。



商人>おい アンタ聞いたか? セビリアの大騒ぎの話
商人>なんでも インディアスが どうこうって話らしいが ありゃあ 何だったのやら…
街中の男>おい 聞いたか? あの噂
商人>ああ 驚いたよ
商人>コロンの発見した『インディアス』ってのは ガマの発見した『インド』とは まったく別の土地だったらしいな
街中の男>こりゃあ 提督のメンツも 丸つぶれだ
商人>その通りさ
商人>だから その汚名をそそぐため 『インディアス』に 香料を探す航海に 出ようとしてるらしい
街中の男>…あのご老体でかい? 馬鹿な… 海の上でくたばっても知らねぇぜ
商人>…それなんだが どうやら本気で 死出の旅のつもりらしい
商人>なんせ 王城近くの豪邸街に構えた あの屋敷まで 売りに 出しちまったって話でな
商人>つまりは たとえ 死んで戻れずとも 自分の誤りを 認めたくない そういうことなんだろう
街中の男>『老醜』だな まさしく…


コロン>おお カートライトか よく来た ちょうど 今 管財人が来ておってな 屋敷を引き払う準備をしているところだ
コロン>せっかく 来てもらったのに あわただしくて 申し訳ない
コロン>うむ 本当だ
コロン>…もっとも 宮廷からの資金援助は断られて 自腹の航海になってしまったがな
コロン>それにしても 航海とは金のかかるものだと 改めて痛感させられる
コロン>なにせ この屋敷を抵当に入れても まだ足りんのだからな
コロン>この弱った体では 航海に耐えられまいとの 陛下のご配慮があってな…
コロン>しかし 私は信じておるのだよ 私がたどり着いた島々の先には 必ず香料の茂る大地が広がっておるとな
コロン>たとえ この身が朽ちようと それを見つけてから 果てるつもりだ
コロン>…そうそう ちょうど バルタザールも 任務で セビリアに来ておるらしい 酒場に顔を出してみるとよかろう
コロン>…そうそう ちょうど バルタザールも 任務で セビリアに来ておるらしい 酒場に顔を出してみるとよかろう
管財人>すでに 売却先も決まっておるゆえ 家財には触れぬようにして頂きたい
アゴスティノ>なあ カートライトさん 聞きやした? コロンの旦那が船出するって話
アゴスティノ>あの体で 無茶にも程がありやさ
アゴスティノ>…それにしても コロンの旦那の発見が 嘘だなんて 王城で騒ぎ立てたヤツぁ 一体 どこの馬の骨やら
アゴスティノ>まったく ひでェことしやがる
アゴスティノ>なんだって…!? そんな…
アゴスティノ>じゃあ エドのヤツ テメェのヘマを ウヤムヤにするため コロンの旦那を 売りやがったんですかい!
アゴスティノ>最近 艦隊の集まりにも寄りつかねぇと 思ったら 道理で…
アゴスティノ>カートライトさん こうなりゃ 私らで…
バルタザール>捨て置け エドゥアルドがいわずとも 早晩 発覚しておったことだ
アゴスティノ>…えっ!? でも それじゃ コロンの旦那が…
バルタザール>フン コロン自身とて 薄々は 勘づいておったはずだ
バルタザール>ヤツが英雄であった時代など ガマがインドへ到達した瞬間に 終わったのだとな
バルタザール>それを知り なおも己の信念に 殉じようというのだ 俺たちに 止める理由などなかろうが
傭兵>隊長 コロン提督が 出航される模様です
バルタザール>…わかった 今行く
バルタザール>見送りだけでもしてくれよう あの白髪頭も 見納めかもしれんからな
アゴスティノ>旦那…
アゴスティノ>ううッ… コロンの旦那…
コロン>おお バルタザール それにカートライトではないか
コロン>わざわざ 見送りに来てくれたのか
バルタザール>フン 謹慎中で他にすることもないのでな
コロン>フフ… 相変わらずの偏屈者が
コロン>さてと そろそろ出港準備も終わった頃だ 私は行くとしよう…
兵士>…コロン提督ッ! 我々に一言の連絡もなく 出航なさろうとは 一体 どういうことです!
兵士>陛下はお怒りですぞ 至急 王城まで…
バルタザール>今や こやつは 宮廷とは 何の関わりもない 一航海者
バルタザール>連行するというのならば 俺はこやつの友として 貴様を止める 腕ずくでもなッ!
兵士>ひっ… ひいッ!
コロン>すまんな バルタザールよ… おまえの友誼に感謝する
コロン>…だが 一つだけ忠告させてくれ
バルタザール>フン 今更なにを…
コロン>…アルバ公のことだ
コロン>先日の審問会の件を根に持ち 何らかの報復を企てておるやもしれん
コロン>おまえも 今や艦隊を束ね率いる身 生きる場所を失わぬよう 偏屈も程々にしておくがよかろう
バルタザール>フハハハ! 何かと思えば…
バルタザール>大体 貴様とて俺に負けず劣らずの 偏屈漢であろうが
コロン>ハハハ… 確かに その通りだ
コロン>さて… 私はそろそろ船出するとしよう…
エドゥアルド>……
コロン>フフ… こうしていると インディアスへの 最初の航海を思い出す
コロン>世の人々に 狂人と謗られながら 己だけを信じ 遥か西の海へと漕ぎ出した あの日のことをな…
こうして クリストバル・コロンは 失われし自らの誇りと夢を追い 最期の航海へと旅立っていった
彼の到達した島々が ヨーロッパにとって 未知なる土地であったことが 決定的と なるのは これより数年の後のことである



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11章:Hasta la vista

※イベントログです。ネタバレ注意!
 あらすじはwikiより。感謝!


11章:Hasta la vista

後日、カートライトはセビリアの王城より召喚を受ける。

そして、同じように呼び出されていたエドゥアルドと、国王から命令を受ける。
命令は、アフリカ沖カーボヴェルデに潜伏する、『海の旅団』首領エグモント伯の捕縛であった。

エドゥアルドは思わぬ大仕事に張り切っている。

だが、『旅団』のアジトに潜入してみれば、エグモント伯は新たな寄港地を求め、すでに旅立った後だった。
しかもエドゥアルドの話すオランダ語になまりがあったことから、イスパニアからの侵入者であることがバレてしまう。
遁走を余儀なくされた二人は、出航所で出会ったポルトガル艦隊の一行に紛れ込み、なんとか追手をやりすごす。

酒場で出会ったポルトガルの士官に、任務の失敗を愚痴るエドゥアルド。
士官は、うだつのあがらなっかた自分が、ガマ提督の下につくなり、インド到着の英雄の一員となれた幸運を語り、慰めようとする。
インドがどんな場所かを話したがる士官にエドゥアルドは、もう知っているとばかりに、コロンから聞いたインディアスの様子を披露。
だが、士官は、自分の見てきたインドとは異なるその風景描写に、首をかしげるばかりだった。
それを見たエドゥアルドは、突然、何か思いたったように席を立ち、セビリアに帰還すると言いだす。

エグモント伯の捕縛を断念し、おめおめと戻ってきた理由を問いただす国王。
これに対しエドゥアルドは、コロンの到着したインディアスが、実際のインドではない疑いがある、と報告する。
インド進出競争が、敗北の危機にあることを知った国王は、がくぜんとして、二人を下がらせる。

まんまと、任務失敗の責任を逃れることに成功したエドゥアルド。そんな彼にアルバ公が声をかける。
エドゥアルドは、カートライトに先に帰るように告げ、アルバ公とともに王城の奥へと消えていくのだった。


役人>カートライト殿ですな 国王陛下があなたをお探しです 王城まで おいでください
エドゥアルド>何だ カートライトも 呼ばれてたのか
エドゥアルド>せっかく 国王から お呼びがかかったってのに またテメェと一緒とはな
衛兵>カートライト エドゥアルドの両名 陛下が中でお待ちだ 入るがよい
タベラ枢機卿>国王が謁見の間でお待ちだ 入るがよい
イスパニア国王>カートライト エドゥアルドよ そなたらの英名 コロンより聞きおよんでおるぞ
エドゥアルド>ハハッ! 恐悦至極にございます
イスパニア国王>フフ 頼もしい限りだ 今日は そなたらを見込んで ある特別な任務を与えたい
エドゥアルド>特別な任務…?
イスパニア国王>うむ ネーデルランド紛争の件よ
イスパニア国王>アムステルダムを脱出した『海の旅団』の 首魁が 西アフリカ沖カーボヴェルデに 潜伏しておるとの報せが入った
イスパニア国王>そこで そなたらには その捕縛を 命じたいと思っておる 受けてくれるな?
エドゥアルド>勿論にございます 必ずや 任務を全うします!
イスパニア国王>うむ 期待しておるぞ 任務の詳細は タベラ枢機卿より 改めて聞くがよい
エドゥアルド>猊下… 『旅団』首魁の潜伏先とは?
タベラ枢機卿>さる筋の情報によれば 首魁エグモント伯は アフリカ沖カーボヴェルデのアジトに 潜伏しておるとのことだ
タベラ枢機卿>そこで そなたらは 『旅団』の一員を装い アジトに潜入 かの者を捕縛してきてもらいたい
タベラ枢機卿>これが そなたらの 身元を隠すための紹介状だ 成功を祈っておるぞ
エドゥアルド>ハハッ!
エドゥアルド>隊長が謹慎になってくれてるお陰で 思わぬタナボタだぜ
エドゥアルド>小うるせぇアゴスティノもいねぇし これで心置きなく任務をこなせるってもンだ


エドゥアルド>…参ったぜ 俺の軽ガレオンじゃ いかにもイスパニアの軍用船だ…
エドゥアルド>仕方ねぇ この際だから テメェの船に乗ってやる だが くれぐれも 難破するンじゃねぇぜ

エドゥアルド>おい 見ろよ
エドゥアルド>偉そうな船乗りがいやがる ひょっとして あいつが『旅団』の首魁か?
提督らしき男>補給のため しばらくこの港に 止まることとする
提督らしき男>諸君らは 次の出航に備え 十分に体を休めておくように 以上だ
士官らしき男>よっしゃあ! 酒だ 酒だ!
エドゥアルド>…ケッ! 連中が話してンの ポルトガル語じゃねぇか
エドゥアルド>どうやら 『旅団』とは 関係はなさそうだな
エドゥアルド>アジトを見つけたら 俺が紹介状を出す テメェは黙って後ろからついて来い
エドゥアルド>首魁が一人になったところで 一気に行動を起こす
エドゥアルド>場合によっちゃ 血を見ることになるかもしれねぇ
エドゥアルド>…覚悟しとけよ
エドゥアルド>第11遊撃艦隊所属 エドゥアルト・ファン・ケンペだ
エドゥアルド>本国よりの危急の用件ゆえ 団長エグモント伯に 直接 お目通り願いたい
『旅団』団員>危急の用件だァ?
『旅団』団員>団長はすでに新たな寄港地を探して とっくに発たれた後だ
『旅団』団員>イスパニアにこの基地の存在が 知れたらしいのでな
『旅団』団員>本国には とうに報せてあるはずだが…?
エドゥアルド>……!?
エドゥアルド>…あ ああ もしかしたら 届いていなかったのかもしれねぇな
エドゥアルド>…で 団長は今はどこに?
『旅団』団員>向かった先は 機密を守るため 我々ですら聞いてはおらんよ
『旅団』団員>…それはともかく おまえさんの オランダ語 ひどい訛りだな 生まれはどこだね?
エドゥアルド>いや その… 異国暮らしが長くてな
『旅団』団員>…?? ふぅん そうか
『旅団』団員>…Hasta la vista(じゃあ またな)
エドゥアルド>Si, Hasta la vista.(ああ またな)
『旅団』団員>!!
『旅団』団員>貴様 カスティリア語を! イスパニア人だな?
エドゥアルド>ヤベッ! フケるぞ カートライト!
エドゥアルド>さっき ポルトガル人の一団がいたな こうなりゃ 連中の群れに紛れ込ンでやれ
エドゥアルド>どのみち アジトの留守は数人 しばらく隠れてりゃ やり過ごせるはずだ
出航所役人>この近辺の海域は危険になってきたようです
ポルトガル兵士>おお! ここの酒 意外にイケるじゃないか!
ポルトガル兵士>ここから アフリカ南端までは 無補給の航海だ 飲み溜めしとかないとな!
ポルトガル兵士>おお! ここの酒 意外にイケるじゃないか!
ポルトガル兵士>ここから アフリカ南端までは 無補給の航海だ 飲み溜めしとかないとな!
エドゥアルド>おい 遅かったな こっちだ
ポルトガル士官>ほう アンタの相棒かい
エドゥアルド>ヘッ そんなもンじゃねぇ 強いていえば 部下みてぇなもンだ
ポルトガル士官>そうかい まあどちらでもいい もう一杯飲めや
エドゥアルド>…ああ ありがとよ
エドゥアルド>(クソッ 連中には俺のツラが割れちまった これじゃ 打つ手無しだぜ…)
ポルトガル士官>アンタら どうしたね 来てから ずっと浮かない顔だが
エドゥアルド>ヘッ… 実は 任務に失敗したのさ
エドゥアルド>デカいヤマだったってのに つまンねぇ ヘマこいちまった
エドゥアルド>チキショウ 出世の機会だったってのに…
ポルトガル士官>ま 何があったかは知らねぇが 生きてりゃそのうち 状況は好転するもんさ
ポルトガル士官>おっ 話のわかる相棒じゃねぇか アンタも一杯やりな
ポルトガル士官>俺も 貧乏船乗りだったが 今の提督の下について以来 ようやく運が巡ってきたところよ
ポルトガル士官>何を隠そう かのヴァスコ・ダ・ガマ提督さ
ポルトガル士官>おかげで その航海士である俺は インドに到達した英雄の一人よ 今は 二度目の遠征の途中ってわけだ
ポルトガル士官>なあ アンタら インドが どんなところか 知りたくないか?
エドゥアルド>ンなもん 知ってらァ 知り合いに インディアスに 行ったヤツがいるからな
エドゥアルド>なンでも この世の楽園らしいな 海は空より青くて 花が一年中咲いてて 街中にゃ 極彩色の鳥だっけ…
ポルトガル士官>…おいおい なんだそりゃ! 俺が見てきた限り インドってのは そんな場所じゃない
ポルトガル士官>その知り合いとやら ホラでも吹いてるんじゃないか?
エドゥアルド>……?! そういやぁ コロンのおっさん…
エドゥアルド>!!
エドゥアルド>へへ… どうやら 俺にも ツキが巡ってきたみたいだぜ
エドゥアルド>Gracias Adios! (ありがとよ じゃあな!)
ポルトガル士官>……??
ポルトガル士官>さてと… 俺もそろそろ戻らんとな
ポルトガル士官>新入りに 甲板の掃除を任せたんだが そいつが 甘ったれた小僧でな
ポルトガル士官>目を離すと すぐにサボりやがるんだ
出航所役人>この近辺の海域は危険になってきたようです
エドゥアルド>…! アイツは…
ポルトガル士官>おい アルヴェロ! 何をそんなとこで油売ってやがる! 甲板の掃除はどうしたんだ?
アルヴェロ>はい ただいま~!
ポルトガル士官>…ったく 返事だけは一丁前ときてる どこの馬の骨か知らんが 調子のいい小僧だ
エドゥアルド>確か あのガキ…
エドゥアルド>まあいい とにかく 任務は打ち切りだ
エドゥアルド>セビリアに帰還して 国王陛下に成果報告しようぜ
衛兵>カートライトと エドゥアルドの両名か
衛兵>陛下が報告をお待ちだ 入るがよい
タベラ枢機卿>陛下が謁見の間で 報告をお待ちだ
イスパニア国王>では 早速 任務の首尾を報告してもらおう
イスパニア国王>そうか すでに発った後か それでは やむを得ぬな…
イスパニア国王>しかし 探索を中止して戻ってきたのは なにゆえだ?
エドゥアルド>陛下 それは 危急にお報せしたいことが あったゆえにございます
イスパニア国王>報せだと…?
エドゥアルド>はい インディアスの件にございます
エドゥアルド>陛下は ポルトガルの海軍提督 ヴァスコ・ダ・ガマなる男を ご存知でしょうか?
イスパニア国王>うむ 東廻りでインディアスに 到達したとの報せを聞いておる
イスパニア国王>だが 所詮 アフリカを一巡する 大廻り航路での到達
イスパニア国王>コロンの西廻り航路を持つ我が国にとっては 大した問題ではない
エドゥアルド>まさしく 仰せの通り
エドゥアルド>…しかし 陛下 コロンの到達した『インディアス』と ガマの到達した『インド』
エドゥアルド>この二つが まったく別の土地だったとしたら…?
イスパニア国王>…何だと? そなた 一体 何の根拠があって…
エドゥアルド>実際にインドを見てきた ガマの下士官と遭遇し 確かな証言を得て参りました
イスパニア国王>……!
イスパニア国王>くわしい話を聞かせよ!
エドゥアルド>…承知いたしました
イスパニア国王>つまり コロンが到達したのは インディアスでは なかったというのか!
イスパニア国王>されば 香料交易は ポルトガルの掌中に…
イスパニア国王>諮問委員会を招集せよ! いますぐにだ!
イスパニア国王>…エドゥアルドと申したな よくぞ報せてくれた 礼をいうぞ
エドゥアルド>ハハッ!
エドゥアルド>…何だい カートライト その不服そうなツラは
エドゥアルド>テメェの任務失敗も ごまかしてやったンだ 少しは 俺に感謝したらどうなンだ?
エドゥアルド>…何だい カートライト その不服そうなツラは
エドゥアルド>テメェの任務失敗も ごまかしてやったンだ 少しは 俺に感謝したらどうなンだ?
エドゥアルド>(…ヘッ 思った通りの展開だったぜ)
声>おい! そこの傭兵!
エドゥアルド>…ん?
アルバ公>コロンの件を陛下に報告したのは そなただな?
エドゥアルド>ああ そうだが… 一体 何の用だい?
アルバ公>フフ… 話がある そなただけ残るがよい
エドゥアルド>…ヘッ 天下のアルバ公が 俺に用事とはな おもしれぇ 聞いてやろうじゃねぇか
エドゥアルド>カートライト テメェは帰っていいぜ


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