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13章:昨日と、今日と、明日と

※イベントログです。ネタバレ注意!
 あらすじはwikiより。感謝!


13章:昨日と、今日と、明日と

カートライトは、ジブラルタル海峡でパルマの傭兵艦隊が暴れているとの話を聞きつける。
古参の傭兵によれば、エドゥアルドが若い傭兵たちを引き連れ、傭兵艦隊を脱退。艦隊の戦力が激減したのだという。
アゴスティノは、バルタザールの留守を狙ったアルバ公の陰湿な報復に苛立っていた。
だが、傭兵たちの怒りの矛先は、アルバ公ではなく、エドゥアルドにむかっており、裏切り者を殺してやる、と血気にはやっているという。
まずは、傭兵たちの暴走を止めるのが先決だというアゴスティノは、一緒に傭兵たちの行方を探してくれと、カートライトに依頼する。
しかし、エドゥアルドは古参傭兵たちに捕縛されていた。傭兵たちはパルマに戻り次第、彼をなぶり殺すと息巻いている。
そこへ、バルタザールからマルセイユに来るようにとの命令が届く。傭兵たちは、エドゥアルドの処分をバルタザールに一任する。
バルタザールの前に引き出されたエドゥアルドはアルバ公の権威を盾に開き直る。
アルバ公と対立しながらも、結局、その力を借りて戦っているバルタザールを嘲笑し、そんなことで手下の将来を保障できるのかと、罵倒する。
バルタザールは、その言葉を聞き、無言で剣を抜き、一閃!
だが、剣はエドゥアルドの体をかすめるのみだった。
バルタザールは、次に会う時は叩き斬る、と脅したのみでエドゥアルドを釈放してしまう。

たちまち、傭兵たちから不満の声があがる。だがバルタザールは、耳を貸さずに近海の監視に出ていく。
その態度に古参の傭兵までもが、愛想を尽かして艦隊を離れていく。

バルタザールの真意を図りかねたアゴスティノは疑問を口にしかけるが、思いなおし、近海の監視に出て行く。

一部始終を見ていたイレーヌは語る。
バルタザールはエドゥアルドに、過去の自分自身を重ね見ていたのかもしれない、と。
十七年前、バルタザールは、彼の大切な『明日』を奪ったハイレディンを倒すため、何もかもを捨ててディエゴのもとを飛び出したのだという。
「だから、あの人は『昨日』に生き続けようとしている。目前の『今日』なんかより、もっと大切な、あの人の絆、憧れに――。でも、そういう人だから、他人の『明日』は大切にするのかもしれないわね…」
イレーヌは、そういって話を結ぶと、静かに杯を傾けるのだった。



商人>…いやぁ 怖かった 本気で殺されるかと思ったぜ
商人>傭兵艦隊の連中が 酷い荒れようでな あれじゃ 海賊狩りだか 海賊だか わかったもんじゃねぇ
商人>アンタも しばらくの間 ジブラルタル海峡には近寄らない方がいいぜ
出航所役人>出航ですか?
傭兵>アンタ 前にウチの艦隊で仕事した カートライトだよな エドゥアルドを見なかったか?
傭兵>あのクソガキ 艦隊の若ぇモンを ごっそり引き連れて 足抜けしやがった
傭兵>お陰で 俺の船は戦力半減だ 見つけたら 五体バラして フカの餌食にしてやる!
傭兵>ちくしょう! エドゥアルドのヤツ 見つけたら 五体バラして フカの餌食にしてやる!
アゴスティノ>こ… こりゃあカートライトさん! ちょうどいいとこに 来てくれやした
アゴスティノ>チキショウ! エドのヤツ まんまとアルバ公に たぶらかされやがって…
アゴスティノ>アルバ公のヤツ 私設艦隊入りを餌に エドを引き抜きやがったんでさ
アゴスティノ>ヤツの手下の若ェモンまで ごっそり抜けて 艦隊の戦力は ボロボロでさ
アゴスティノ>おまけに 怒り狂った 古参の連中が エドを捕まえて ブチ殺そうと 勝手に出撃しちまって…
アゴスティノ>…ああ 旦那が不在だってのに 連中が はやまったことでも しでかしちまったら…
アゴスティノ>それが 長期の哨戒にでちまってて 居所がつかめねぇんでさ
アゴスティノ>…だが まずは 古参連中の行方を 探すほうが先決だ
アゴスティノ>こうしてる間に もし連中が はやまったことでも しでかしやがったら…
アゴスティノ>考えてもみてくだせい!
アゴスティノ>エドは今や アルバ公の手下 もし ホントにブチ殺しでもすりゃあ 旦那が詰め腹切らされちまう!
アゴスティノ>たしかに 私も エドにゃ 我慢ならねぇが ここはひとまず 落ち着くよう 説得せにゃなりやせん
アゴスティノ>頼む! カートライトさん 手伝ってくだせい!
アゴスティノ>かたじけねぇ よろしく頼みやす
アゴスティノ>カートライトさん 南の方角を見てくだせい!
アゴスティノ>古参連中の乗った船だ! まさか 連中 もうエドのヤツを…?!
傭兵>ヘッ エドの間抜け野郎め 単艦で海峡を渡ろうとするところを襲って 捕らえてやった
アゴスティノ>おい! まさか もう殺っちまったのか?!
傭兵>まだだ 野郎め この期におよんで 「隊長と会わせろ」などと ぬかしやがる
傭兵>度胸に免じて 陸でなぶり殺すことに 決めたのさ
アゴスティノ>そ… そうか わかった とりあえず パルマまで連れてきてくんな
伝令>アゴスティノ 隊長と連絡がついたぜ! 全艦隊でマルセイユまで 来るようにって話だ
アゴスティノ>そうか… よく見つけてくれた ご苦労だったな
アゴスティノ>なあ みんな せっかく 行方がつかめたんだ
アゴスティノ>ともかく ここは ひとつ落ち着いて 旦那にご裁可を仰ごうじゃねぇか な 頼む この通りだ
傭兵>…仕方ねぇ 他ならぬアゴスティノの頼みだ しばらく野郎の命は預けておく
アゴスティノ>ありがてぇ 恩に着るぜ カートライトさん マルセイユまで 一緒に来てくだせい
アゴスティノ>旦那… こんなことになっちまって 申し訳ねぇ…
傭兵>裏切り者には死を! それがこの傭兵艦隊の掟ってヤツさ
バルタザール>…エドゥアルドを捕らえただと?
バルタザール>そうか… よかろう 連れてこい
バルタザール>掟はわかっておるだろうな
エドゥアルド>ああ 知ってるさ 『裏切り者には 死を』 だろ?
エドゥアルド>…だが 残念ながら いまや 俺はアンタの雇い主 アルバ公 子飼いの士官だ
エドゥアルド>さあ… 殺れるもンなら 殺ってみな!
バルタザール>……
エドゥアルド>ヘッ… さすがの黒鯱も 罪をひっ被るのは 恐ろしいらしいな
エドゥアルド>つまりは 貴族ども相手に どンだけ テメェの意地張ってようが しょせん アンタは番犬止まりってこった!
アゴスティノ>…なんだとッ!? オメェ いっていいことと 悪いことの区別も…!
エドゥアルド>…ヘッ だってそうだろ
エドゥアルド>アルバ公に 不満を持ってようが 結局は その力を借りて ハイレディンを 倒そうと もがき続けてる
エドゥアルド>しかも ヘタクソな世渡りで わざわざ立場を 失いながらだ…
エドゥアルド>…なあ そんなことで 手下の将来 保障できンのかよ? できやしねェだろうがッ!
バルタザール>……
エドゥアルド>ヘッ… 俺には譲れねぇ夢があったンだ
エドゥアルド>貧乏イダルゴを抜け出して ホンモノのカバジェーロ(騎士)に のし上がってやるって夢がな
エドゥアルド>アルバ公は 少なくとも権力を持っている ヤツの艦隊に入ることでその座に近づける… そう思ったまでさ
バルタザール>……
アゴスティノ>ふざけんなッ!
アゴスティノ>オメェの勝手で 恩義のある 旦那やコロンさんを踏み台にしやがって!
アゴスティノ>…この野郎 もう我慢ならねぇ!
バルタザール>…エドゥアルドよ いいたいことはそれだけか
エドゥアルド>なッ…!?
エドゥアルド>…おッ 俺を殺れば…!
エドゥアルド>……
バルタザール>出世が 貴様の信念であるならば 最後まで貫き通してみるがいい
バルタザール>その傷に誓ってな…
エドゥアルド>…逃がすのか? 俺を…
バルタザール>フン 逃げたくば 逃げるがいい
バルタザール>…だが これだけは 覚えておけ 今後 貴様が俺の前に立ちはだかることが あれば 問答無用で叩き殺す!
バルタザール>たとえ 貴様に どんな夢や信念が あろうとだ! わかったか!!
エドゥアルド>……
エドゥアルド>…ヘッ 後悔するンじゃあねぇぜッ!
アゴスティノ>旦那…
イレーヌ>……
バルタザール>カートライトよ くだらん争いを見せてしまったな
傭兵>おい 隊長! 何でエドゥアルドをブチ殺さねぇ!
傭兵>…まさか アルバ公に本気で 怖気づいたとでも…?!
バルタザール>フン そう思いたくば 思うがよい
傭兵>…! 何だと…!?
傭兵>…チクショウ 俺は どんな権威にも屈せぬ 「海賊狩りの黒鯱」の名に憧れていた
傭兵>だから これまでのキツイ状況にも じっと 耐え忍んできたんだ…
傭兵>だが… 俺は どうやら とんでもない 思い違いをしていたらしい!
アゴスティノ>お… おい待て! オメェ どこ行くんだ!
傭兵>他の傭い口を探すまでだ!
傭兵>裏切り者の始末もできねぇ アマチャンの下じゃ 修羅場で 命を拾うのも おぼつかねぇからな
傭兵>長い間 世話になったな アゴスティノ あばよ!
バルタザール>……
アゴスティノ>旦那… どうして…
バルタザール>カートライトよ 足労をかけたな 俺もそろそろ哨戒に戻らせてもらう
バルタザール>イレーヌ 勘定はここに置いていく
イレーヌ>バルタザール…
アゴスティノ>なあ カートライトさん 旦那 一体 どうしちまったんですかね
アゴスティノ>たしかに はやまっちゃならねぇのは わかりやす
アゴスティノ>でも 旦那は 何事に対しても 落とし前をキッチリつけたがるお人
アゴスティノ>それが 裏切り者のエドに あれだけ好き勝手いわせといて 放免なんて…
アゴスティノ>あれじゃ 私ですら 何考えてるか わかんねぇや…
イレーヌ>…… …そうね
イレーヌ>でも 少なくとも つらい思いはしているはずよ
イレーヌ>あれだけ高く買っていたエドゥアルドが 去ってしまったのだから
アゴスティノ>…だったら どうしてさっさと処刑するなり 引き止めるなりしねぇッ!
アゴスティノ>…キチンと示しつけねぇから 長年の仲間まで 艦隊を 脱けちまったじゃねぇか…!
イレーヌ>……
アゴスティノ>…いや 済まねぇ 姐さん… 私も… 哨戒に行ってきやす
イレーヌ>カートライトさん さっきのアゴスティノの質問 私はこう思うの
イレーヌ>バルタザールは エドゥアルドに 昔のあの人自身を 重ね見てしまったのかも しれないって…
イレーヌ>無二の親友を切り捨てた あの人自身よ あの人は 今もそれを 割り切れていないのね…
イレーヌ>バルタザールは すべてを捨てて ディエゴの下を飛び出してしまったの
イレーヌ>地位も 名誉も 終生誓った友情も 何もかも――
イレーヌ>『大切なもの』を奪い去った ハイレディンを倒す そのためだけにね
イレーヌ>…そうね 『明日』 かしら
イレーヌ>だから あの人は『昨日』に 生き続けようとしている
イレーヌ>目前の『今日』なんかより もっと大切な あの人の絆 憧れに――
イレーヌ>でも そういう人だから 他人の『明日』は 大切にするのかもしれないわね…
イレーヌ>…… …さ 退屈な昔話はこれでお終い 飲み直しましょ


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| | 2011/11/22 11:47 | |















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